2017/11/25(土)外貨の流入の恐ろしい副作用

外貨での投資資金の流入には副作用があります。

たとえば100億ドルの海外資金が日本に流入したとします。そのとき 1ドル 110円なら、日本政府(子会社である日銀)は 1.1兆円の日本円を発行しないといけないのです。

両替できないと、このドルは日本での投資(円建て資産)に使えないからです。

そのため理論的にはインフレになるのです。
外貨の流入が土地バブルを産みやすいのはそのためです。
政府がインフレを抑制しようとすると利上げになることもあります。そのためさらに外貨が流入することもあります。

資金が一斉に逃げるときはその逆のことが起きます。
外貨準備が少ないと通貨が暴落する可能性があります。
ただし、円が暴落する可能性は他の国の通貨にくらべても最も低いので安心しましょう。

2017/11/24(金)ゴミ収集車にごくろうさん

私の出勤は遅いので、ときにゴミ収集車と出くわすときがあります。

そういうときは、運転手および車の後ろを走って来る助手の両者に「ごくろうさん」と声をかけるようにしています。

たまには「いつもありがとうね」と言います。

そうすることで、気分が良くなって仕事を丁寧にしてもらえるという狙いもあります。

でも、最近は人手不足な世の中になってきたので、ほんとうにありがたいという気持ちも強くなっております。

2017/11/23(木)お金で幸せは買えない

「お金で幸せは買えない」とよく言いますが、買える幸せと買えない幸せがあります。

「お金で幸せは買えない」とよく言いますが、お金で不幸を避けることはできます。

「お金で幸せは買えない」とよく言いますが、お金があってもなくても手に入らない種類の幸せはあります。お金は無実です。

お金があってもなくても努力して幸せをつかめばいいだけのことかもしれませんね。

2017/11/22(水)専門化に必要なもの

社会を発展させるには多種多数の専門家が必要です。

専門家の存在基盤は産業の分業化です。

専門家がバラバラに存在しても専門バカの集まりでなにもできない。

一つの産業を分業化することによって、それぞれの作業に特化した専門家が生まれてくるということなんですね。

こうした専門家はほかの専門家を信頼し尊重しないと成果が得られないわけです。

ですからほかの人間を信頼できない社会(とある国)では当然専門家は存在できません。

とある国がそのことに気づかないうちはシステム化された専門家がいないので、たとえ日本の技術をパクってもそれを改良していくことはできないわけですね。

2017/11/21(火)足りないものを食べればいいのか?

昨日の「コラーゲンでお肌がプリプリ?」でも書きましたが、コラーゲン合成能が衰えていれば、いくら材料となるコラーゲンを食しても皮膚がプリプリにはならないのです。

「足りないものを摂ればOK」という安易な発想は中国料理の医食同元とも似ていますが、食べてOKな場合もあれば、いくら食べてもだめなケースもあります。

ハゲの人が髪の毛を食べても髪の毛は増えないでしょ。

体内で合成できないもの(一般にはビタミンの類です)は摂らないとダメですが、摂ってもダメなものははるかに多いですね。
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