そんな「話し」はやめなさい

1999年1月16日


 

 新聞ではさすがに少ないですが、雑誌やTVでは誤字をよく見ますね。最たるものは、名詞の「ハナシ」を「話」と書かずに「話し」とするもの。テンで話になりませんな。

 で、タイトルとは話が少し変わりますが、言葉は生き物であり、元の意味を離れてどんどん進化していきます。誰かが意味を間違って使っているうちにそれが全然違う意味に定着してしまうということもあり、これを言語学でフォルクス エチモロギー(ドイツ語 Volksetymologie:民俗語源)というのですね。さて、次の言葉はいかがでしょう。私なりに考えてみました。

「生きるのに必死で」
 これを後世の人が古文とごっちゃにして「生きるのに必ズ死ンで」とルビをふると、いったい何のこっちゃということになりそうです。
「死んでもいいから健康になりたい」 
病院でよく聞く言葉です。ホントカ?
 本人は「長い病気は苦しいなぁ。一度だけでいいから健康になれればその後すぐに死んでも文句は言わない」という意味でおっしゃるのでしょうが、前後の脈絡がないとコイツアホカということになってしまいます。
「三度の飯よりゴハンが好き」
 これは滋賀県出身の漫画家いのうえさきこさんのマンガに載っていたものです。まあ、朝は必ずパン食でないといやな私からすると、パンは嫌いなのねと納得してしまうところです。エッ、ソンナイミジャナイッテ?
「一か八か絶対に勝つ」 
一か八かというのは絶対(100%)ではないのですからカナリオカシイわけですが、本人はそう思っていないようです。格闘家が愛用しそうな言葉ですね。
「昼飯抜くのは朝飯前」 
これつい先ほど考えたのですが、なかなか使えると思いませんか? キャッチコピーとして使いたいという方、ワタシニーデンワクダサイ、ヨロシクー。

 あれ、落ちがないぞ。オチオチ考えておれんのでさっとごまかすか。ここは渡哲也で

「オチナシのハナ(シ)の〜 ハナ(シ)の終わりか〜」

 


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