JRにもの申すぅ〜(2)

1999年3月17日


   この前新しく入手したデジカメ(CP-700Z)でJRの駅の料金表を撮影して遊んでいました。私の利用する駅は最寄りの「湖西線 比叡山坂本」、乗換えの「琵琶湖線 山科」、職場に近い「琵琶湖線 膳所」です。山科は京都の1つ東にあり、琵琶湖線(元の東海道本線)に湖西線が乗入れる駅です。湖西線は以前紹介しましたが、「本数が少ない・すぐ遅れる・風に弱い(消える魔球か?)」という3重苦をもってなる親しみ深い(?)ローカル線です。琵琶湖線にまだ新快速が走っている時間にすでに終電が出てしまっている!という過酷な仕打ちを受けています。

 さて、料金表をパソコンに転送してから見比べてみたところ、イヤなことに気がつきました。なんと山科で途中下車した方が安くなる場合があるのです。いや昔あったことは覚えていましたが、今でもあるんですね。

 兵庫県の尼崎市に、尼崎駅の1つ西隣りである「立花」という駅があります。非常に卑近な例ですが、比叡山坂本から立花まで乗ると仮定します。直接切符を買うと 1280円もするのですが、山科で中途下車すると 230+950円=1180円 です。なんと直接切符を買うより100円も安くなる!のです。比叡山坂本駅は比叡山に上がるためのケーブルカーのあるところで、参拝客も多いのですが、もしこちらに来られるときは山科で一度下りた方がいいかもしれません。

 JRの料金体系は日本中同じ(つまり遠くに行くほど加速的に高くなる)のはずですから、このような例が他にもあると思われますが、ひょっとして湖西線には不当な割増しが行われているのではないかとかんぐりたくなります。にしても、不愉快いや不可解な料金体系ですよね。

 

ホームページへ      Eメール