ドコモ(ドうにもコうにもモう払えん)

1999年5月16日


   携帯電話の契約者総数が4000万を超えたとのことです。昨年か一昨年の利用料のうち、必要のない通話に費やされた通話料は2兆円に達するとの報告もあります。単純計算すると無駄話に1人あたり年間5万円も払っていることになります。通話料のみならず契約料・基本使用料も含んでいるのでしょうが、それにしても平均値というのですからビックリしますね。ヘビーな人はいったいいくら払っているのでしょう。ドコモにボラレてるのが気にならないのかな。さて、ここでクイズ。ドコモの語源は?

 1.ドコでモ携帯電話
 2.ドうしてコんなにモうかるの
 3.ドうにもコうにもモう払えんわ

 しかし、2兆円ですか〜。すごいな。私の場合要件もないのに電話することはあまり(というかホトンド)ありません。うちの電話料金のほとんどはインターネットがらみです。昔はパソ通の通信費が大部分を占めていたのですが、今は限り無くゼロに近いありさま。アスキーネットなくなりましたから。ニフティはいつだろ。

 そういや、最近は場所をかまわずイキナリ奇声をあげてしゃべりまくるヤツが増えたので、どきっとしますよね。背後からいきなり大声がするとゴルゴではありませんが、手刀をお見舞いしたくなります。電車の中もかまわずしゃべりまくるし。電車の中は読書タイムと決めているので、すごく迷惑です。通常の会話なら見極めがついたところで興味を失うのであまり読書の妨げになりませんが、ケータイの会話の場合は相手の声が聞こえないのでついつい話の内容をあれこれ想像(妄想)するのに思考力をそいでしまいます。ま、自分の野次馬根性が悪いのですが。

 NTTが今度テレホーダイタイムを拡大するとかわけのわからないことを言い出していますが、そんなことしたら大半のインターネットサービスプロバイダ(ISP)は回線を今の20倍近く増やさないとやっていけませんよね。なにせ切っても切らなくても同じ料金となると、誰でも一度繋がるとゼッタイ切りませんから。モラルなんてみんなで破れば恐くないですもんよ〜。常時接続されているということはある意味で専用線と同じですから、誰が電話切らないですよね。ああ、あこがれの専用線!

 え、それがNTTの狙いですって。ISPの全てが現在の20倍の回線を持ってくれると大儲けですもんね。フツーの企業も高い専用線を引くより24時間テレホーダイにするとはるかに安いので、全部こちらに乗り換えることになるでしょう。そしたら、ISPは高額の専用線の契約が減り、儲けるところがなくなり、ほとんど潰れますわね。そうか、日本のインターネットはOCN一本になってしまうわけで、そうなりゃ競争相手のいないNTTは接続料をどんどん値上げしホーダイ(テんじょうしらずにレいずしホーダイ)という筋書きか。ドうにもコうにもモうだめだ。こりゃNTTの株買っといた方がいいな(株主優先回線ってないのだろーか)。

 

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