モノマニアその2 圧縮ソフト

1999年4月22日


 


 久しぶりの「モノマニア」ですが、2回目行きます。

DiskXII/98

 いわゆる圧縮ソフトです。あ、心配しないでください。酷民機(PC98)専用とは違います。ちゃんとした互換機・PC9821・PC98-NX の Win95・Win98 で動きます。パッケージには空き容量がなんと8倍に!(8倍は赤字で書いてある)と書いてあります。512MB のハードディスクを使った例ですが、

   導入前 導入後
空き  51MB 383MB
使用 461MB 129MB
合計 512MB 512MB

 しかし、これって空きは8倍近く増えていますが、使用量は 1/4 程度ですよね。私が広報担当ならこうします。4GBのハードディスクを使って(果して残り1クラスタで圧縮できるかどうかは別にして;インストールはしてあるものとします)圧縮率は同じと仮定して・・・

   導入前   導入後  
空き      4KB 2949.8MB
使用 4095.996MB 1146.2MB
合計  4096MB  4096MB

 空き容量が 73万7450倍・・・ ^^;

 このソフトのいいところは、ディスクやパーティション単位のみではなく、フォルダやアプリケーションやファイル単位の圧縮もできる点です。ファイル単位というと昔実行ファイルを圧縮するソフト(DIET・LZEXE・AXE などがありましたね)がありましたが、みな DOS 専用でした。Windows 時代になって肥大したファイルを圧縮する手立てはなかったのですが、ようやくでてきたという感じですね。しかも、実行ファイル以外の太った DLL やデータファイルなんかも圧縮できる点ですぐれています。

 フォルダ圧縮も便利です。小さなファイルがたくさんあるようなフォルダ(1メール1ファイルで管理するメールソフトを使っている場合)は特に有効でしょう。速度を重視するなら、読込みだけのファイルを納めたフォルダを圧縮するのもいい手です。

 アプリケーション単位もいいです。背景用に bmp ファイルをたくさん使うとか、いやになるほど多くのサンプル画像を持つソフトとかには最適ですよね。

 しかし、このソフト、一つ欠点があるのです。ディスクをロックするので、同じくディスクロックをかけるノートンユーティリティーなどのいくつかのアプリケーションが使えなくなるのです。

 

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