今日も休みです。巷では子供の日らしいですが。
「神話の痕跡」(豊田有恒;青春出版社) これも一昨日買ってきたのですが、青春新書(Playbooks)のうちの1冊です。浦島太郎伝説がいかに SF 的な話で、途方もない話(世界最古の宇宙旅行の記述)であるかということに、1冊まるごとあてています。スイス人のエーリッヒ=フォン=デニケンの論理がいかに杜撰かも紹介してあります。デニケンって学者ではなく、ペンションのおやじだったんですね。他にもこの手の話がのせてあります。コペルニクスは修道士であって学者ではなく、ケプラーも天文学者でなく占星術師であったというのは、そういえばきいたことあるなあと思いますが、ガリレオはパドバ大学のれっきとした教授でありながらビートたけしのような芸人の芸風を身につけて、正式な論争の場所でその毒舌ぶりを見せつける(というか罵詈雑言を投げつける)というのにはニヤッとしました。
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