00.06.18(日)

 


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     昨日は雨でしたが、午前中に息子の授業参観に行ってきたのです。理科室でタバコの害についての実験でした。子供の調べてきたことも交えながらの結構面白い話で、子供の教育にはよかったと思います。内容をかいつまんで話しますと、タバコの煙にはタール・ニコチン・一酸化炭素の3悪が含まれていると。これらのせいでガンになりやすく、20歳前から吸いはじめた人はガンで死ぬ確率が吸わない人の 5.5倍に上がるということが提示されました。さらに同僚の先生がタバコを一呼吸分吸ってティッシュペーパーを口にあてて吐き出したらそれが黄色く変色するサマを撮ったビデオを見せてくれました。1回分の排気でも結構汚れるものですね。副流煙はフィルタを介さないので、ニコチン・タールとも主流煙の数倍高いということも示されました。一酸化炭素も数倍高いのはホント? 最後は実験で各グループごとにミミズを2個のシャーレに入れて比べていました。一つは水道水、もう一つはタバコの葉を一晩水につけて作った抽出液にあわれなミミズくんをつけるのです。この抽出液はむかし家庭で作って便器に蛆虫よけに実際使っていた(という・・・私の家ではしていなかった)ものですよね。抽出液につけたミミズは太くちぢみ数分で死にました。これはニコチンが平滑筋を収縮させた結果です。つまり、強制的に痙攀を起こしているわけです。しばらくすると筋肉細胞が死んでエネルギー代謝も止まりますので弛緩してきます。人間の死後硬直とよく似ていますね。死後硬直は平滑筋でなく骨格筋が乳酸などの働きで硬直するわけで少し違いますが、最後の最後には筋肉細胞も死ぬので収縮できなくなり硬直がとけてくるところは同じですね。あ、ミミズの場合は生前硬直か。

     しかし、「生前」というのはヘンな言葉ですね。「死後」というのは「死んだ後」ですから納得行きますが、「生前=生きる前」というのは「生まれる前」のことになりませんか? 普通は「生きている間」・「死ぬ前」のことですから「生前」ではなく、「死前」・「生間」ではないでしょうか。水につけたミミズは少しふやけ気味ですが元気です。中には「ワタシは泳げるの、千葉ミスズよ」とか「ミ・・・ミズ」とか言ったミミズもいたようですが。

     今日は天気はよかったです。サッカーのキリンカップのボリビア戦をTVで観ていました。いつも貧乏神が役どころのウナギサワじゃなくて柳沢くんが2点も入れたのでびっくり。でも個人的には高原と久保の「モアイ2トップ」をもっと早い時間に投入して欲しかったですね。西澤・モリシの2トップもいいのですが。ところで、この試合の後半が始まる前にアナウンサーが、「三々五々というのは変ですが、選手たちがピッチに入って来ました」と言いました。ナニガヘンなのかと考えましたが、たぶんこうでしょう。三々五々=3+3+5+5 ですから 16人になっちゃうんですよね。「両国の選手たちが、三々五、三々五に入って来ました」というのが正しい報道というものでしょう(とこのアナウンサーが思っているかどうかワタシは知らない!)。


 

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