00.08.13(日)

 


      今日は墓参り。渋滞でめちゃめちゃの名神高速を西進。迷信ね。拘束されるだけ。たぶん混んでいるだろうと思って3冊の読みかけの本を持っていったのですが、全部高速道路の上で読んでしまいました。

     「京都こぼればな史」(辻ミチ子;京都新聞社) 京都の町がどうしてこんなに住みにくいのかが、よくわかりました。秀吉の時代から昭和まで京都のこまごまとした雑事が綴ってあります。

     「世間はスラップスティック」(景山民夫;新潮文庫) 才人景山氏のファインエッセイ。相変わらずおもしろい。軽く書かれているようながら1字1句が非常に濃密。巻末の中島らもの解説も的を射てよろしい。

     「何を書くか、どう書くか」(板坂 元;PHP文庫) 文章の書き方の本であるが、日本人の小理屈をひりまわしたテツガク的なものとは異なり、アメリカ人のやり方を基に、非常にプラクティカルな書き方を指導しておられます。ま、みんながみんな小説家じゃないしね。

     ということで、神戸に4時間半かかって着き、昼食を私の母の家で食べ、母を伴って亡父の墓参りに行きました。墓参りが済むとそのまま私は身ひとつで電車に乗って大津へ。じつは今日は当直だったのです。カミサンと子供はうちの母親と夕食をともにしてから帰って来る予定。夜には大渋滞も解消されているでしょう。


 

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