00.10.10(火)

 


    ◆ノーベル賞

     筑波大学名誉教授の白川英樹さんがノーベル化学賞を受賞しました。びっくりしました。なにが一番びっくりしたと言って、あの湯川秀樹さんと一字違い(厳密には二字)んことです。ということは次は、荒川秀樹、山川秀樹、赤川秀樹、田川秀樹さんあたりでしょうか。夕永振一郎さんかもしれませんが。^^;

     導電性プラスティックのポリアセチレンの研究で受賞されたとか。しかし、かなり古い研究ですね。早く決定してもらわないと、もらう前に本人が死んじゃうでしょう。立派な研究をしてから20数年間は死んじゃいけないってことですね。最近の研究にもすごいものがありますが、どうして古い研究に賞が行くのでしょうか。確かに社会に長く貢献し、世間の評価も一定しているから、古い研究の方が選者も判断しやすいのでしょう。最近の研究なんか、チョ〜専門的すぎて誰も正しく評価できませんから。

     これからのノーベル賞はもっと細分化すべきだと思いますね。思い切って 100種類くらいに増やしたらどうでしょうか。えっ、ありがたみが減るって? 考えてごらんなさい。ダイナマイトが発明され、それが当初の目的と異なり第一次世界戦争に使われるようになり、巨万の富を得たラッキー、ある意味では不幸なスウェーデン人の作った罪ほろぼしの賞がいまだに世界最高の賞というのはちょっとおかしくありませんか。そろそろ国連が選定する「由緒正しい」賞がとってかわってもいいのじゃないでしょうか。名前はあちらを尊重して「新ノーベル賞」にするのがいいと思いますが。


 

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