01.11.05(月)

 


    ◆BOOK OFF
     おなじみの古本のチェーン店ですが、全国に 600店舗もあるそうです。とても高収益型事業とは思えませんが、すごい成長ですね。そんなに儲かるのでしょうか。
    本日は仕事で京都に行き少し時間があったので、三条京阪の駅ビルの3つの階を占拠する BOOK OFF を覗いてみました。1階はコミック、2階は音楽CDやゲームソフト、3階がその他の本です。今日は3階しか見ていませんが、かなりの品揃え。でもこれはという本がなかったので、何も買いませんでした。これで 600店舗あるスケールメリットを生かしてのオンライン検索サービスがあれば鬼に金棒でしょうが、さすがに経費がかかるのでこの手の店では行えないでしょうね。
     京大の近くには昔ながらの古書店がたくさんあります。最近はずいぶん減りましたが。これらの古書店では本の値打ちは内容も吟味してつけられており、価値のある本は数万円の値が付いています。しかし、こうした本も BOOK OFF の画一的な買い取り方式では十円から百円くらいで買い取られ、数百円で売られている可能性もあります。これらの古書店の経営はますます苦しくなるでしょう。
     古書店のいくつかはインターネットを使って、検索&宅配サービスで生き残ろうとしています。単価があげられないと付加価値で勝負するしかありません。どこの世界も大変ですね。私も昔は本屋のおやじにあこがれたものでしたが、今の世の中では本屋で食っていく自信はとてもありません。


 

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