02.05.03(金)

 


    ◆読書
     「午前3時の医者ものがたり」(米山公啓;集英社文庫)
     100円で買った古本です。ご存じ米山先生の内科医としての体験をつづった本。今回は当直生活を書いています。なかなか一般人には理解してもらえないのが、医師の当直といった制度です。別に救急病院でなくても、入院患者を有する病院には 24時間つまり夜中でも医師が常駐しておかなくてはいけません。私がもといた公立病院のように日勤者がそのまま当直に入るところも多いのですが、これをすると 36時間不眠不休のこともよくありますのでなかなかつらいのですが、米山先生のお書きになっているのは夜のみ外部からアルバイトの夜勤医を雇う病院たちの話です。米山先生は5日連続で当直したとかコワいことを書いておられます。昼は大学病院、夜はこれらの病院の夜勤というわけですから、5日連続は若い医師しかできない芸当ですね。しかし、いつフロ入るんだと思った方は買ってからお読みください。


 

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