03.04.24(木)

 


     98900ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆読書
     「踊る腹のムシ」(藤田紘一郎;講談社文庫)
     1冊でながながと引っ張ってきましたが、今日で最後です。気に入ったら買って読んでください。こんなHPよりはるかにおもしろいですよ。
     ということで今日は
    旋毛虫です。旋尾線虫(ホタルイカ)ではありませんゼ。クマ・イヌ・ネコ・ネズミ・イノシシ・ブタが最終宿主ですが、なんとヒトとウマにも罹るそうです。今日は最後なので「トリ」であるはずですが、鳥肉では罹りませんね。ゲゲ、馬肉は食ってもよかったのではなかったのでしょうか。
     この旋毛虫は他の寄生虫とは異なる変な生活史を持っています。
    成虫から生まれた幼虫は体外に出ずにその宿主の筋肉内に潜みます。ということは他の動物に移るためにはこの肉を他の動物が食べる(肉食・共食い)ことが必要なわけです。クマのルイベでヒトが感染したりする例が報告されています。中国料理の掌料理のようによく煮れば大丈夫ですが、ルイベくらいの低温処理ではだめなんですね。
     クマなんか食うな、ウマ食え、と言ってもウマの飼料などにネズミの死骸などが混じっていれば、ウマで感染することもありえます(杞憂ってヤツか)。 


 

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