03.09.15(月)

 


     11万と3300ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆墓参(続き)
     宇奈月温泉に泊まったのは、もちろんここから出ている
    トロッコ列車に乗るためです。黒部峡谷鉄道というのがトロッコ列車の本名のようです。切符はあらかじめホテルにお願いして予約してもらっており、ゆうゆう乗れました。本日は結構お客がおり、駅は大混雑でしたからこの予約は大変助かりました。
     トロッコ列車は宇奈月駅を出発すると間もなく新山彦橋を渡るのですが,ここが絶景。お客からワーという歓声があがります。速度はゆっくりですが、さすがに沿線の景色はいいです。高度が増すと次第に涼しさも増していきます。特にトンネル内は寒いです。
     こうして
    欅平までゆっくりと登って行きます。 黒部峡谷は立山連峰と後立山連峰との間に位置し、両側の山の傾斜はまさに峻立と言うべきところもあり、深く刻み込まれた大峡谷という感じです。上流の黒四ダムもそうですが、よくもこんなところに鉄道を作ったものだと思います。この鉄道に沿って冬場の交通のために人間専用のトンネルも作られています(ただの壁に見えるのですが、ところどころに覗き穴があります)。途中の沢に万年雪が見られますが、標高500m未満なのに驚きです。谷をくだる渓流と風がこの雪周辺を冷やしてくれているのでしょう。
     宇奈月駅を出発してから1時間あまりで終点の欅平に到着しました。周辺には散策路やレストハウス・ビジターセンター(無料の展示場)・旅館・露天風呂などがありますが,他にはなにもありません。河原に座って景色を見ているだけで心和やかになります。ダムの放水でもあれば別でしょうが。
     川の水はさすがに冷たく、流れが緩くても、とても泳げないでしょう。人声と水音以外は全く静かで、河原は昼寝にもってこいです(予約のトロッコ列車に乗れ遅れないなければいいですが)。
     下界に帰りますと、もう2時半過ぎです。遅い昼食を摂るために国道8号線に出て寿司屋をさがしました。富山市内は回転寿司が安くてうまいとの聞いていたからです。結局
    きときと寿司というところに入りました。110円から110円きざみで770円までの寿司が回っています・・・ う、回っていません。もうお昼をだいぶ過ぎたので、3人の職人さんがカウンター越しに「次は何」と訊いてくれます。これでは回転ではなく普通の寿司屋です。ネタは大きく新鮮、シャリが隠れるほどです。シャリは手で握ってあり、ふっくらしています。1人 1500円くらいでたらふく食べました。京都の蔵ずしよりはるかにうまかった!
     帰りは北陸道に乗り、行きと全く逆の道をたどり、あまり遅くならずに帰ってきました。やっぱり旅は
    温泉に限りますな。


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