04.05.22(土)

 


     14万と1400ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆奈良オオクワセンター
     先日注文した品が届きましたが、奈良オオクワセンターのカタログはほんとうにきれいでワクワクします。昨年のカタログで注文したのですが、裏表紙はボリビア・サタンというカブトムシ。ボリビアの高地にいるずんぐりむっくり(パーンに似ています)のかわいいヤツで、数年前には天然モノしかなくて(養殖モノがなかった)、1匹数百万円でした。
     それを購入し、自分でブリード方法を開発した人はエライです。すごいリスクです。カブトムシ系統は案外寿命が短いので、死なないうちに交尾させ(天然モノのメスはたいがいすでに孕んでいますが)、卵を得ないといけません。エサはバナナでたいがいなんとかなるとしても、産卵床がどんなものかもわからないのが一番のネック。でも成功すれば翌年に高値でバンバン販売できるわけで、なんか企業家ストーリーそのものという感じです。
     さて、現地では「こんな虫が高く売れるんだ」ということになればどんどん獲れるようになります。人間ってやつは興味のないモノはさっぱり目につきませんが、興味があるとすぐに見つかるようになるものですから。高地に分け入らなければ獲れないと思いこんでいたものが、案外街灯にとまっているジャン! シメシメ ということもあるようです。
     ということでブリード業者が早いか、現地のヒマなニイチャンたちの熱情の方が早いか、という手に汗握るレースになるわけです。ブリードものよりは天然ものの方が高いですしね。現在サタンは数万円といったレベルに落ち着いています。幼虫なら1万円を割ってきているのではないでしょうか。ということはペアで 300万円で買っても2年以内にオスを100匹以上つくって売らなければ儲けが出なかったことになります。うーん、リスキーすぎてビジネスではできませんね。


 

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