04.08.24(火)

 


     15万と3500ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆読書
     「成人病の真実」(近藤誠;文春文庫)の続き
     最終章の第十二章では
    検診は人を不幸にするとのたまっておられます。
     近藤氏は「ホントウのガンは検診では見つかることは少ないし、あっても手遅れのことが多い」、「検診で見つかるガンの多くはほとんど大きくならないガン(ガンモドキ)で、すぐに手術しないで様子をみるという選択もありうる」とおっしゃっておられます。
     私はその中間のガンも結構あると思うので、100%賛同はできませんが、潜在癌(近藤氏の言うガンモドキを含む)を見つけすぎるのは確かに問題です。今ハヤリのPET検診にしても甲状腺癌や前立腺癌(この2つは潜在癌が多い)がいっぱい見つかります。見つけた人はせっせと切っているようですが、ほんとうに手術しなければいけないものなのでしょうか。
     潜在癌が進行癌になるのに、その人の余命以上の時間がかかるかどうかが問題なんですが、それを予測できる方法が見つからないうちは解決しないですね。 


 

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