05.01.21(金) 

 


     18万と7800ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆読書
     
    「秘刀」 (中津文彦;祥伝社文庫)
     好きな作家である中津さんの小説。前九年の役を題材に、当時奥州にしかなかった奥州刀がどのような意味を持っていたかが描かれています。刀剣にはあまり興味はありませんが、刀鍛冶の作業の様子が詳しく描かれており、結構わくわくしながら読みました。
     最後の最後で奥州刀が結局は今の日本刀の原型になったと書かれてあり、へーの一言。
     たたら場での作業などもあり、たたら場と聞けば条件反射的に「エボシ様ぁ」と言ってしまう人にはお薦めです。
     八幡太郎義家と安倍宗任が極悪人に描かれており、ちょっと虚をつかれてしまいました。無念。


 

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