05.03.23(水) 

 


     19万と4200ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆読書
    「暗鬼」(井沢元彦;新潮文庫)

     乃南アサさんにも同じタイトルの本がありますが、そっちはサスペンス、こっちは歴史小説です。徳川家康がなぜ元康、秀康に冷たく当たり、秀忠を正嫡にしたかという点を説明するのにこんな解釈があったのか・・・とびっくりしました(「暗鬼」)。家康の最期の解釈も秀逸(「最後の罠」)。
     大坂城の最後を描いた「抜け穴」も面白かったですね。大坂城は淀君が滅ぼしたという点は変えておりませんが、どうして淀君や秀頼があそこで死んだかという謎に答えています。うーん、説得力があります。


 

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