05.12.13(火) 

 


     22万 2900ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆読書
     「へるん幻視行」(ほんまりう&宇治谷順;小学館)
     本ではなく、コミックです。
    原作者の宇治谷順さんは私の飲み友達。以前、飲んでたときに「今、小泉八雲のことを調べている」と言ってましたが、「ビッグコミック」の増刊に掲載され、今回ようやく刊行のはこびとなりました。

     小泉八雲とは明治期の日本に英語教師としてやってきたラフカディオ・ハーンのことですね。父はイギリス人、母はギリシャ人。本人はアメリカで新聞記者をしてからなぜか日本に教師として赴任したのです。この地の怪異に魅せられて「怪談」を書いたのは有名ですね。「へるん先生」とはハーン先生のことです。ローマ字読みでしょうね。幻視行とは猿丸幻視行を彷彿とさせます。
     第1話/水飴
     第2話/蒲団
     第3話/破約
     第4話/雪女(怖いよ〜)
     原島くんと言うハーンの通訳は書生っぽのくせに柔道の西郷四郎の大技「山嵐」の使い手です。ハーンの左目は視力を失っているのですが、そのおかげか彼は異国で死者の姿を見、思いを感じることができるというのです。そのほか、ここかしこに宇治谷さんの仕掛けが・・・

    ぜひ買って読んでみてちょ!!



 

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