23万 2500ヒット! どうもありがとうございます。
◆読書
「クラシックCD名盤バトル」(許光俊&鈴木淳史;洋泉社)
クラシックでバトルというのは場違いのようですが、このお2人の掛け合いはまるで漫才のよう。
熱い許氏に対し、シニカルな鈴木氏の対比が面白いです。
クラシックの名曲(選曲も少しマニアック)に対し、2人の選んだベスト盤を比べ、その選者評を読むうちに心が温かくなってきます。
かなり個性的なお二人ですが、チェリビダッケはお二方ともお好きなようです。ま、たいていの人はお好きでしょうが、この指揮者はまともな録音を残さなかったことで有名なので、海賊版をいっぱい挙げておられます。海賊版もまたいっぱいあるんです。録音者の技量もあるでしょうし。
ヴァントやケーゲル、レーグナー、ヤンソンスもお好きなようですが、クルト・マズアはさんざん。マカールにいたっては気持ち悪いの一言。
オーケストラもN響のことをばっさり。
音楽評論でこんなに楽しい本ははじめて。面白いですワ。
クラシックはバトルだ!!