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◆腐乱しそこなったザビエル
フランシスコ・ザビエルはご存じですね。
元祖「宣教師かっぱハゲ」です。
彼はアジア布教のためインドのゴアで活動していましたが、アジアの最果てである日本にやってきて、2年ほど宣教活動をしてから中国に行き、そこで死にました。
土の中に埋められた彼の遺体、高温多湿の土地ですから、当然すぐに
腐乱死体ザビエル
になるところですが、何年も経ってから掘り起こしてみても、ちっとも腐っていなかったそうです。死蝋化したのでしょうか。
彼のなきがらはインドのゴアに帰り、現在もガラス張りの棺の中で信者たちの衆目にさらされているそうです。
そして聖人に列せられたときにバチカンに片腕の前腕だけ帰ったそうです。
この片腕は骨だけになっています。いわゆる聖遺物でしょうが、日本に2回里帰りしたというのですからなかなかオドロキです。
きっと彼ゆかりの他のアジア諸国にもこの手が回っているのでしょうね。
死んでからも教団にこき使われるザビエル・・・ 不断忙しザビエル
猫の手を借りるのはわかるのですが、ザビエルの手をも借りているとはよほどバチカンはお忙しいのでしょう。