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◆アンプのボリューム
プリメインアンプやプリアンプ、一部のパワーアンプはボリュームを持っています。音量を調整するものです。
このボリュームは使っているとガリが出ます。これは多くは電源のオンオフの際に火花放電によるためと言われています。ちょうどいつも聴くくらいの音の大きさにあたるボリュームの位置でよく出ます。
だから私はいつも電源オンオフのときはボリュームを絞って(音量が最小の位置)からにしています。
ハードオフで買う中古は以前の持ち主がそういう知識のない人が多く、たいていガリがあります。ガリがあるから安いのですが。
このガリを取るのには何度も(何百回も)ボリュームを回すのがいいのですが、頑固なものは取れません。そこで接点復活材の登場です。クレの 2-26 が安くていいのですが、業務用のためなかなか売っていません。そこでちょっと高いけれど CAIG の DeOxyIt (スプレータイプ)がお勧めです。
手持ちの安いアンプに塗ってみました。サンスイα607初代はボリュームノブが手で引っこ抜けますが、ボリュームの前にある板が邪魔です。へたに吹き付けると他の部品に影響が出ます(グリースが溶ける)ので今回はやりませんでした。α607 MOS Premium はノブが取れませんので、天板、側板をはずしてみましたが、まだガード板がボリュームを覆っていて見えませんので、これもパス。ストレスが溜まります。α607L Extra はノブをはずすとボリュームがすぐに見えます(安物はこれが多い)ので吹きつけは簡単でした。塗った後、ボリュームをぐるぐる・・・ パイオニアの SA-7800II は天板をはずすと小さいボリューム本体が上から丸見えですので、これは上から吹き付けます。吹き付けるときに奥にペーパータオルをあてがって、他の部品にかからないようにするのがポイントです。これも後でぐるぐる・・・
効果はバツグンです。どれくらい長続きするかはわかりませんが。