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◆読書
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(武田邦彦;洋泉社)
また、この本に戻りますが、ダイオキシンについて面白いことが載っていました。
ダイオキシンと言えば、最近ちょっとしたたき火でもダイオキシンアレルギーの住民から警察に通報される始末。シンスケさんも一時ゴミ処理場問題で戦っていましたね。
でもこの本によるとダイオキシンの毒性は全然たいしたことないということです。有機物と熱と高熱でダイオキシンが生成されますが、毎日大量のダイオキシン煙を吸っている焼き鳥屋のおっちゃんに癌が多いという事実はありません。東京大学医学部の和田教授もダイオキシンの毒性はほとんど証明できないという論文を出されています。日本の水田にも大量の農薬由来のダイオキシンが含まれていた(ベトナム戦争時の数倍レベル)という話も載っています。数億年前からダイオキシンは存在しているのだから、現在の動物の多くはダイオキシン解毒システムを体内に持っているようです。
そういえば、昔話題になった魚の焦げやチクロにも結局発癌性はなかったのです。
ダイオキシン猛毒説を作ったのは誰か? それで一番儲けた人たちでしょうね。焼却機メーカー、エコ企業、マスコミなどでしょう。
あ、最後のマスコミは儲けてないって? ただの愉快犯って?