00.02.03(木)

 


 

大友の皇子東下り (講談社文庫)

大友の皇子東下り (講談社文庫)
豊田 有恒

講談社 1994-05
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 「大友の皇子東下り」(豊田有恒;講談社文庫)を読みました。大友の皇子は生きていた。大津市長良で首を吊ったと思われていた先の帝、大友の皇子(23)は東海道を下り、坂東の荒野に姿を隠したとのことです。現帝、元大海人皇子は現在調査中とのコメントを残して、報道陣の質問を打ち切りました。てなもので、豊田氏お得意の歴史ロマンです。大海人皇子、すなわち天武天皇は天智天皇の弟ではないという最近流行の説をとっています。私もそれに賛成なのですが、豊田氏は大海人皇子は中大兄皇子の皇子の異父弟だという立場をとっています。すなわち大海人皇子は中大兄皇子の母(皇極天皇)の連れ子で、父は高向王という渡来人であったということですね。天智天皇も天武天皇が暗殺したという最近の説を採用して、物語は百済忍者や甲賀(鹿深)忍群をからめて展開していきます。いやぁ、おもしろかったなあ。

 株ですが今日は巴川製紙(3878)と日機装(6376)を 100株ずつ、買い指示を出しました。これもシバタメソッドによる買いですが、少しタイミングが早すぎるかもしれません。いつもならもう一度上昇してから買いに入るのですが。ま、テストのつもりですので、失敗もまたヨシということで・・・


 


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