城取りの家
(角川文庫) 「城取りの家」(南原幹雄;角川文庫)を読みました。加藤清正、福島正則、直江兼続、竹中半兵衛、大月義政、平賀政康、津月棟行らを主人公にした短編集です。大月義政は真田幸隆の婿ですが、最後は幸隆に謀られて滅ぼされてしまいます。平賀、津月も弱小豪族として苦汁をさんざんなめさせられる立場にあり、最初の4巨頭の胸のすく活躍と対照的になかなか味のある仕上がりになっています。
00.04.10(月)
南原 幹雄
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