00.06.24(土)

 


     31600ヒット! どうもありがとうございます。 

     今日も一日降りそうな曇天です。降るときはもっと降って、晴れるときはカラっと晴れるといいのですが。

     本日の読書。

     

    真夜中の料理人 (講談社文庫)

    真夜中の料理人 (講談社文庫)
    阿刀田 高

    コーヒー党奇談 (講談社文庫) 新装版 食べられた男 (講談社文庫)
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    「真夜中の料理人」(阿刀田高;講談社文庫)

     しみじみと怖い短編集というふれこみですが、それほど怖くありません。でも、この本の中の女はコワイですが。ま、最後のオチをうまくまとめているというのが、いつもの阿刀田本といっしょですね。

     昨日、「的」の由来は「systematic」の「tic」という話を書きました。そういや、最近じゃなくてかなり前から「××チック」などという言葉(××=「乙女」とか)が、若い女性の間で使われていますよね。ということは、大槻文彦や箕作奎吾などの幕末の碩学の発想が、ミーハーねえちゃんのそれと基本的に同じってことを意味するわけですよね。彼女らの「××チック」というのはまさに「××的」ってことですから。

     今日は本屋に行き、オーディオ雑誌の「Stereo」を買いました。やはり、長岡鉄男先生追悼になっていました。最近、偉い皇族のお方や汚い国賊の輩(やから)が続けて鬼籍に入っておられますが、Stereo 誌を読んでいくうちにそれ以上の喪失の悲しみがしみじみと・・・ 最近で一番こたえました。実はでかい家に住んで、氏設計のスピーカー「ネッシーIII」をデンとすえるのが夢だったのですね。


 


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