9月です。
「月のしずく」
(浅田次郎;文春文庫)
浅田次郎さんの初期短編集。ジーンときます。ハードボイルドの「銀色の雨」もいいですが、「聖夜の肖像」では先が完璧に読めていたのに不覚にも感動してしまい(こんなことはめったにない)、「月のしずく」・「花や今宵」では男と女のあやというものを堪能させてもらいました。そして最後の「ピエタ」ではどっと泣かせていただきました。浅田次郎の短編集はほんとうに値打ちが高いですね。男なら黙って読むべし。
ボルネオカブトムシのボルとダイオウヒラタクワガタのモモは今日も一日あばれています。特にモモの方は移動速度が速いので、NHKでやっているクレイアニメーションの「ニョッキ」を観ているような気になります。なかなかカワイイですぞ。
今日は9月なので病院は混むかなと思ったのですが、案外平和な日でした。忙しい日は患者の誰かが不幸な事態に陥っていることが多いわけですから神に感謝すべきでしょう。○○女子短大の皆様も今日はまだ休みだったようで、駅からの道はそんなに混んでいませんでした。
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