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◆当直あけ
今日は当直あけです。昨夜はちとハードでした。状態の急変した患者に振り回されたのです。それでも朝方1時間半ほど眠れましたので、よしとしましょう。全然眠れませんと連続
33時間勤務になってしまいますので、それだけは避けたいです。
それにしても夜中の1時半ごろに京都の不動産屋がマンションを買いませんかと電話を掛けて来たのには驚きました。もともと非常識なやつらですが、この時間はないでしょう。今までに最悪のヤツです。よっぽどノルマの締切に追われていたのか。こいつら当直中の医者を狙って手当たり次第にかけて来るので困っています。救急のない病院の医師はヒマなことが多いのでヤツラにとっては上得意のようですが、うちは救急病院ですのでたいがい患者を診察中にかけて来ることになります。とくに昨日(正確には今朝未明)は状態の急変した患者の処置中でしたので、コロしてやろうかと思いました。さすがに殺すのはまずいので、電話に「アホシネ」と吐き捨てて即座に切っただけですが。死にそうな患者の家族がカーテンのかげにいたら、この「アホシネ」を聞いて医者が患者を殺そうとしていると思ったかもしれませんね。あとで気がついてヒヤッとしました。
今朝は一番に重症患者の救急車で起こされ、そのまま9時から血管造影をして、10時半に朝食(パン)を食らい込んで、残りの仕事をすませました。入院させた患者の様子を見て、明日の検査の患者の下見をすませるともうお昼になりました。これで昼ご飯を食べてしまうと、寝不足で意識が朦朧となることは自明でしたので、昼過ぎには「当直あけの場合業務に支障がないときは午後から帰ってもよい」という特権を利用(乱用?)させていただきました。結局28時間勤務でした(90分は寝たけど)。自宅に帰り、3時間ほど泥のように眠らせていただきました。ん、まだネムイ。夜の大阪での研究会は寝過ごしてしまい、結局パス。