00.12.06（水）

◆読書

　「カラトヴァ風雲録」（田中芳樹；角川ファンタジー）

　田中芳樹氏の自転地球儀世界シリーズ II だそうですが、Ｉ を読んでいないので話の筋がよくわかりません。でも Ｉ とは直接の関連はないようで、これは単独の小説（ピカレスクロマン）として結構楽しめました。で、この号では完結せず、III はまだかということになりました。
　I と III を読まずに II を読んだのは古本屋でこれだけしか見つからなかったからです。そういや III はほんとうに出たのでしょうか。田中芳樹のこと、また途中で頓挫しているのでは。この人の長編は完結しないものが多くて困りますね。え、それがほんとのネバーエンディングストーリーってか？