00.12.17(日)

 


    ◆ソフトウェア
     雑誌の付録の
    シェアウェア「O's editor」を試用してみました。この文章もそれで入力しています。表示の豊富さはピカイチ。15種類の表示方法があり、タブですぐに切り替えられるのがいいです。しかもスタイルごとにフォントを切り替えられる秀逸さ。「原稿用紙」では縦書きで編集でき、印刷するとちゃんと枠が印刷されるので、白紙をプリンタに差すだけでよいのです。他に「大学ノート」「青空文庫入力校正」などがありあります。
     動作も高速。と言っても動作が高速でないものはエディタとは言えないでしょう。起動は遅くとも2秒以内であることは必要条件だと思いますし、特に保存するのは一瞬でないといけません。なぜなら保存の際に何かトラブルがあると文書をすべて失ってしまうことがあるからです。もちろん、保存しているあいだ延々と待たされて数分後「保存できませんでした」と言って来るような「一太郎」ライクなものは論外です。
     エディタは操作方法が空気のように気にならないものが一番。次には使うのが楽しくなるようなギミックでしょうか。このソフトは2番目のギミックは満点に近いのですが、カスタマイズにちょっと難あり?
     私は Vz との付き合いが一番長いので、Vz の操作体系が一番だと思ってます。具体的には選択範囲の指定で ^B が使えないとまずがっかりするのですが、これが使えるものはほとんどありません。このエディタはそこまでもいかず、2ストロークキーさえ使えません。これが唯一の難点でしょう。また、キーカスタマイザはアプリの中からは起動できず、スタートメニューから起動するタイプで、このことを発見するのに5分以上かかってしまった。
     しかし、友人のシナリオライターには「シナリオ」表示が何物にも代えがたい魅力でしょう。私も「原稿用紙」の印刷が捨てがたいのです。

     注) O's editor は「おかる」と同じくおぬまゆういちさんの作品です。サポートはホームページ http://ospage.com にて行っています。機能を限定した「おかき」というフリーソフトも提供してくれていますが、肝心の原稿用紙の印刷機能がありましぇーん。


 


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