◆読書
「店長の朝礼」(川内正巳;実業之日本社)
阪急百貨店大井店店長の朝礼を紹介した本。こんないいお話を聴けるとは社員は幸せですね。数百人の貴重な時間を消費するわけですから、価値のある一言を投げかけなきゃいけません。店長もたいへんです。ちょっと紹介しましょう。134ページからですが・・・
「君が代」を軍国主義と不可分のものとして忌嫌う人もおられますが、ちょっとの間だけ我慢をお願いします。君が代の作曲者はメイソンというアメリカ人(明治16年)だということです。ご存じでしたか? 君が代は2番があるとか、「苔のむすまで」のあとにもまだ曲は続くとか、知らないことが書いてあります。ところで「君が代」の全文をここに書きたいのですが、何でも著作権を設定してしまう著作権協会に怒られませんかねえ。あ、もう時効か。じゃあ、
君が代は 千代に 八千代に さざれ石の 巌となりて
苔のむすまで 動きなく 常盤のかきはに かぎりもあらじ
君が代は 千尋の谷の さざれ石の 鵜のゐる磯の
あらはるまで 限りなき みよの栄の ほぎたてまつる
「苔のむすまで」のあとのメロディってどんなんでしょうね。