◆オオクワ
ラオスアンタエウスの産床を覗いてみるとメスが2匹とも死んでいました。ショック。後から入れたオスを取り出して別のカゴにいれました(こいつがヤッタのか?)。この産床はそのままにして、2ケ月ほど置いておきましょう。
これでラオスアンテの繁殖はしばらくお休み。今まで生まれた幼虫チャマをせっせと育てることにします(結局今のところ30匹弱のアンテが生まれています。もう少し増えるでしょう)。母親はもとから2匹のままで、父親は最初の1匹と現在の1匹で計2匹でした。産床は3つで、最初の2つから生まれた幼虫は最初の父親のタネでしょうが、最後の1つは2匹めのオスも同居していたので、どちらのタネかわかりません。でもメスはどちらも現地産ですから、来朝時にすでに孕んでいた可能性もあります。ま、タネは気にしないでおこうっと。手品じゃないんだし(ってブリーダー失格の考えですが)。
◆読書
「医療ビジネス新時代」(日経産業新聞;日本経済新聞社)
1996年秋の刊行。医療界への実業界の進出をレポートしたもの。
5年前の状況がよくわかります。現在もあまり進展していない分野がたくさんあるものの、製薬業界はすでに冷えてしまっているし、医療情報サービス・福祉サービスはたくさんの企業が参入しています。一番の脅威は包括医療でしょう。すべてが出来高払いというのはいずれ滅びるでしょうが、この導入はなるべく遅れて欲しいですね。