01.12.01(土)

 


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    ◆読書

    重耳(中) (講談社文庫)

    重耳(中) (講談社文庫)
    宮城谷 昌光

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     「重耳(中)」(宮城谷昌光;講談社文庫)

     宮城谷さんの古代中国小説の代表作「重耳」です。この中巻のみ 25円で売られていました。重耳とはもちろん晋の文公のことです。上巻と下巻が手に入ってから読もうと思ったのですが、とりあえず一番おいしそうな中巻のみ読んでしまえと思い、着手しました。

     で、読み始めたわけですが、最初はまだ重耳の祖父が生きていて、重耳はまだ公子として晋にいます。今まで5冊以上重耳の小説は読んだのですが、すべて流浪後の苦労がベースになっており、流浪前がこんなに長い小説は初めてです。

     で、中ごろで祖父が死に父(詭諸)が晋公となりようやく重耳が追放されそうな雲行きになってきました。で、いろいろ陰謀があって・・・この巻の終わりのほうでようやく流浪が始まりました。3巻のうちの2巻の終わりで流浪生活とは・・・ ご存じかと思いますが、重耳はこれからの流浪生活が長く陰惨としていることで有名な人物です。その後晋に帰って君主になり、周囲の国を従えて戦国時代の覇者となるわけです。

     というようにまだまだ先がとっても長いはずですが、それが下巻の1巻だけで足りるのでしょうか? 他人事ですが、とても心配です。スターウォーズみたいに下巻のあとに3部作があと2回続くということはないでしょうなぁ。


 


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