◆パソコン
昨日の悔しい思いをしたついでに昔話を少し。あなたはいくつ思い当たりますか?
最近はドットインパクトプリンタを見なくなりましたが、昔パソコンがビジネスマシン(IBMのBMってビジネスマシーンの略なんです)であったころはこの形式のプリンタが標準でした。ダダダとやけにウルサイのが玉に瑕ですが、複写用紙に印字するには現在でもこれに限りますね。最近は売れないのでお値段はむちゃくちゃ高いですが。当時インクジェットプリンタはまだ生まれておりませんでした(レーザーもなかった?)が、熱転写はありました。ただし、幅が4cmほどの感熱紙に印字するものでした。スーパーのレシートを印字しているところを想像ください。
昨日はパソコン
PC-9801VX2 の話をしましたが、VX はベストセラー機種の一つでした。先代の
VM(これは V30 という 8086 互換の CPU を搭載)も1台持っていましたが、VX
は 80286 と V30 のダブル CPU マシンでした。ダブルというところと
80286 のリアルモードというやつに惹かれましたね。今思うと幻想だったですが。ダブルの
CPU も立ち上げる前に切り替えて使うもので、同時に動かないのが残念でしたね。VX
シリーズは計3台買ったことになります(うち2台は中古)。やっぱり銘機と言えるでしょう・・・か?
初めて買ったハードディスクはコンピュータリサーチ社という今はもう亡い会社のものでしたが、40MB
で 94000円しましたっけ(ユニットはシーゲイトのものだったと記憶しています)。現在は
40GB が1万円しませんからバイト単価はざっと1万分の1。笑っちゃいます。そのハードディスクをつないだのが、上の
VX21 でしたね。
この後の私のメインマシンの系譜は 80386&V30
のダブル CPU マシンの PC9801RA21 へ移ります。これでメモリを増やして
Windows まで使ったものでした。メモリも高かった・・・ その次はついに
NEC の PC9801 シリーズを離れて 1992年ごろから PC 互換機に移行したわけですが、DOS/V+V-Text
から入って比較的すぐに Windows に移行できました。PC9801 RA21 でも
Windows3.0 を使いましたが、PC 互換機の方がより急速に環境が整備されました。今から思えば
NEC に見切りをつけるのが遅かったようです。その後の PC9821
シリーズは買いませんでしたからまだ被害は少ないと言えるでしょうが。でもやっぱり貢ぎすぎたかな・・・