◆1000円カットハウスの憂鬱 JR山科駅の脇にあった 1000円カットハウスが昨日遅くまで電気がついているなと思ったら、本日朝、内装を取り壊して運び出していました。やっぱり安いだけで洗髪もなしでは無理があったのでしょうか。助かっていたのに。 ということで本日は
1900円シャンプーありのところで散髪しました(理容プラージュ)。ここは多数の理容師が流れ作業的にテキパキとこなしていくところで、まるで自分がベルトコンベア上のじゃがいもにでもなった気持ちがします。以前は2〜3時間、3800円もかけて髪を刈っていたのだから、それを思うと待ち時間はほとんどなくて安いからとてもいいのですが(一度
1000円の味を知ってしまうと中途半端な気がするんですよね)。
◆夜は研究会 2件ほどバイトで診断つけに病院を回って夜は研究会に。京大の先輩が講師でした。肝移植の話で一般病院ではあまり役に立たないかなと思いましたが、肝の切除後の画像変化などの知識が整理できて、とても役にたちました。 会の終了後は講師を囲んで雑談などしましたが、大学病院も独立法人化の計画があり、実施されると非常にたいへんなようです。アメリカのように大学のスタッフが日本の5倍ほどいるところではいいのですが、日本のように少ないスタッフで多量の仕事や雑用をこなさなくてはいけないところはヒサンでしょう。スタッフの給料もアメリカの数分の1ですからね。 厚生労働省は
WHOが世界一と認可した日本の医療をわざわざ改悪して世界
30位にも入っていないアメリカのまねごとをしようと画策しています。アメリカの医療は破綻寸前なのに。日本が世界一なんて今時医療くらいしかありませんゼ。 なりふりかまわず(スタッフの給料なんてもちろん棚上げしたまま)、保険からの基金をとにかく減少させようというわけで、これは当然患者負担の増加に直結します。金持ちの患者からはもっともっとむしりとって、貧乏な患者には金をかけない(切り捨て=早く死んでいただく)というわけでしょう。ま、彼らの頭の中では国家が生き延びる方が病人が生き延びるよりも大事ということでしょうか(それは国家論からいくと正しいような気もしますが?)。 しかし、大衆の側のマスコミも政府の尻馬に乗って医療界を叩くのが私には信じられないんですがねえ。
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