02.03.14(木)

 


    ◆読書

    病院のカラクリ、医者のホンネ

    病院のカラクリ、医者のホンネ
    テリー伊藤 和田 秀樹

    アスキー 2001-11
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     昨日書いた和田秀樹&テリー伊藤氏の対談本は
     「病院のカラクリ、医者のホンネ」(テリー伊藤・和田秀樹;アスキー)
    です。大学病院の医局制の矛盾を赤裸々に書いてあります。これを読むと日本の医療は末端(一般の病院)はまともですが、上のほうが腐っているということがよくわかります。読んでね。

     本の内容に付け加えておきますが、大学病院は「大学に付属する病院」です。教育・研究のために存在する病院で、超専門家(専門バカともいう)と一人前でない(教育途中)医師や医学生がほとんど、いやたくさんいます。おばさんに結構多いのですが、見栄だけのために普通の病気でわざわざ行く人がいますが、そんな病院ではありません。一般の病院の方がうまい、速いですから。普通の病気で行くのは最悪の選択と言えます(遅い、ヘタ、検査が多い、気分が悪い)。マゾっぽい人にはいいかもしれませんが。

     研究対象(実験材料ともいう)になる覚悟もかなりの程度必要です(拒否権はもちろんありますが)。昨日もTVのアナウンサーが
     
    「私が大学病院に行ったら若い先生に処置されていたら、後ろに立っていた上の先生が『そこじゃない』とか『違う』とか言われてそのたびドキドキしました」
    と言っていましたが、こんなのは大学病院では当然のことですね(そのための病院ですから)。このアナウンサーはおバカ加減を全国にばらしています。

     こう書いちゃうと傲岸不遜と思われちゃうだろうな〜と思いつつ、インパクトを与えたいので載せちゃいました。不快をおぼえたかたゴメンなさい。


 


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