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◆読書
「金儲け哲学」(糸山英太郎;かんき出版)
あの悪名高き糸山氏の自伝。本人の弁ではそんなに悪い人ではないとのこと。マスコミの作り上げた虚像だったのかもしれません。
大会社の社長の息子に生まれながら、母親が本妻でなかったためにぐれた糸山氏は父から感動されながらも、ついに自分の実力で父親の会社グループを引き継ぎ、どんどん発展させたというくだりはなかなか面白かったです。
政界入りして相当暴れ回ってから引退して、現在は慈善事業を計画中とか。日本のために頑張って欲しいものです。
しかし、一日に何億、何十億と株でお稼ぎになる方のスケールはさすがにデカイ。でかすぎて参考にしたくてもできません。我々しもじもでせいぜい参考にさせていただけるのは、「肩書きのない名刺」・「銀行の組織を利用する」・「無料入場券をライバルの鼻先で配る」・「国際優良株の逆バリ」・「ギフトはタイミングが大事」とかでしょうか。
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