02.12.27(金)

 


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    ◆ワープロが死んだ日
     本日のニュースで知ったのですが、日本語ワープロ専用機の最後の砦であったシャープが撤退しました。すでに生産は中止していましたが、ついに出荷も取りやめたとのことです。これですべての大手のメーカーが市場から撤退しました。
     東芝が 1979年に1号機 JW-10 を発売して以来ほぼ4半世紀の寿命でした。これは工業製品の寿命としてはかなり短いですね。あっという間に成熟して滅びたというよりは、成長の半ばでパソコンに首を狩られたという感じです。ここまで作り上げた人たちには気の毒ですが、相手が悪かったですね。プロジェクトXがプロジェクト×(ペケ)になってしまいましたね。合掌・・・
     シャープは特殊ペンで入力できる初代機種の「書院」など結構独創的な路線で注目を集めましたが、2001年最後の機種 WD-CP2 を生産打ち切りにして出荷も次第になくなりました。
     そういえばワープロ検定なるものもありましたね。機種ごとの操作体系の違いを吸収しきれていないなど、その有用性が疑問視されていた資格ですが、これもついに終焉の時が来たのでしょう。え、パソコンソフトに切り替えればいい? いえいえ、MSワードの資格はマイクロソフトが握っているし、一太郎の資格なんて誰もなんの役にも立たない(少なくともビジネス文書向きではない)とわかっていますからねぇ、どうしようもないです。


 


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パソコン日記