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◆仕事の話(遠隔画像診断その4の補足)
3つのシステムのうち3つめの変法についてですが、ここの顧客のほとんどは病院クラスより医院クラス(いわゆる一般開業医)が多いです。
日本の開業医で少し裕福なところはCTやMRIを持っておられますが、経営されている開業医ご自身は内科や整形外科医が多いため、自分の読影できる対象の病気を有する(あるいは有する可能性のある)患者にしか、その高価な検査機器を活用できません。それで機械がフル回転してくれるところはいいですが、1日数人しか撮っていないところも多いです。
整形外科でMRIを持っていても患者が頭痛を訴えたり、下腹部痛を訴えたりしたときには高価な宝の持ち腐れになります。患者も痛みなしに脳血管の検査をしてほしいなど、いろいろな潜在要望があると思われますが、悲しいすれ違いを起こしているわけですね。こういうときに気軽に検査をしてあげて専門家の我々にクリック1つで転送していただけると、みんなハッピーになれるのです。それに他の開業医からのどんな撮像依頼に対しても対応できますので、医院の評判を上げることにつながり、機器を多方面で有効活用できるのですね。
このことに気づいた進歩的な開業医さんがこのシステムを利用されているのです。人件費を考えると常勤医など雇えないし、バイトは不便だし、電話線1本ひくのとパソコン1台置くスペースさえあればできますので当然こちらのシステムを採用されたということですね。
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