◆マイ歴史観 本日は室町幕府です。
足利尊氏はお人好しでしたが、晩年は弟の直義や実子の直冬などに背かれて、ちょっとしぼんでしまいました。足利義詮なんかかすんでいますが、次の足利義満はみずから上皇になろうとしたようで、なかなかスケールが大きいですね。中国からも日本国王と任命されていますし、貴族どもをバカにしたという点で大好きです。でもまあ若くして毒殺(?)されてしまいます。続く2人はバカ殿です。
6代目の足利義教は将軍の威光を高めようと、有力ご家人の後嗣問題に介入したりして、織田信長に通ずる闊達さ(破壊王?)がありましたが、ちょっと油断したおりに赤松満祐(明智光秀と同じくイニシャルは
MA)に暗殺されてしまいましたね。残念。その後はふぬけの足利義政のおかげで応仁の乱に突入していきます。狭量な京都人が「この前の戦争」と呼ぶ、あの応仁の乱です。
ま、この時代は戦国時代の前座ですからあまり大したものではないですが、乱を逃れて関東に逃れた伊勢長氏が赤松家の浪人と結託して国持大名となる話(北条早雲)があるように、地方でのドタバタが結構おもしろいですね。あ、里見八犬伝は史実ではないですが。って史実にこだわってナイジャナイ!
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