03.05.07(水)

 


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    ◆マイ歴史観
     本日は江戸時代です。
     大わらんじの男、
    徳川吉宗はたぐいまれなる僥倖(?;毒殺・暗殺によるという説もありますが)により将軍職につきます。享保の改革を推し進めようとした彼ですが、結局老中ども全員から総スカンを食らわされ挫折するにいたります(なんか今の小泉に似ていますね)。
     松平定信はどうしようもないので無視したいところですが、やっていることは後の上杉鷹山と似ていいます。自藩でうまくいった改革を全国的に広めようとしましたが、ムチばっかりでアメがないので周囲の理解が得られず挫折。器が足りなかったということね。実績のあった田沼意次を失脚させてまでやることはなかったのね(県知事から総理大臣になったけど泣かず飛ばずだった誰かさんに似ていますワ)。
     水野忠邦?単なる追従者ですね。無視。
     時代的には松平定信の前の
    田沼意次ですが、これらの三大改革と彼の政治の大きな違いは、世間一般には手をつけず(なにが三方一両損だ、バカコイズミ!)、商業の強化と海外貿易の促進を行って全体の経済規模を拡大していくというすごく合理的なもの。アメばかりでムチのない、近代的で理想的なものでした。北海道開拓なども同様の理念のもの。
     しかし、武家の取り分が少なくてやっかみを受け、賄賂疑惑で失脚させられました。なんか今の政治家の秘書給与問題のような微々たる問題ですよね。そのまま最後まで彼の路線を薦めていけば結構おもしろい歴史が展開していたかもしれません。「一応戦争放棄だけど軍隊は持つよ」じゃなくて、「一応鎖国だけど貿易はOKよん」みたいな。


 


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