03.11.16(日)

 


     11万と9500ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆MP3化
     ところで、「MP3 はライセンスの問題があるので、音楽の圧縮には OggVorbis」というのが常識ですが、音質の点では Lame で圧縮した MP3 がまだいいような気がします。しかし、だんだん Ogg も音質が整ってきましたし、こちらの耳の高域特性も落ちてきたので、そのうち割り切るときが来るような気がします。
     ま、こういう過渡期には圧縮しても情報の欠落のない可逆圧縮を使えばいいではないかという方もおられます。つまり Monkey Audio ですな。しかし、保存用にはそのまま音楽CDをコピーしておいているわけですから、コンピュータのハードディスク内には圧縮率の高い非可逆圧縮でいいと思っています。
     圧縮率を上げて高音域の情報が欠落しても 高域特性を持ち上げてやればいいではないかという考え方もあります。TDK の考え方ですな。でも音量は持ち上げられても時間分解能や量子化ノイズまで改善させられるわけではないので、ハーモニック成分などによる雰囲気、余韻、ニュアンスなどは失われたままでしょう。プレーヤーソフト がもっと賢くなり、このピアノはアルゲリッチなのでもう少しノイズ成分を付加するとか判断して補ってくれるといいかもしれません。え、それならデータは楽譜のような MIDI ファイルで十分? そうかも。
     以前から思っていることですが、その演奏のデータ(誰がその楽器を弾いていたか、誰がどこに位置していたか、部屋の音響特性)がわかれば、MIDI からでも演奏を再現できるのではないでしょうか。あ、それからパールマン用にミスタッチのデータもいるかもしれません。その日の精神状況やら、客の入りなどの補正データも必要でしょう。そうなると録音マイクの位置など不要になりますし録音エンジニアが失業してしまうことになるかもしれません。
     過去の巨匠(故人含む)をすべて集めたオーケストラ(レアルマドリードオーケストラ?)も再現できそうです。しかし、各人のデータでのモチベーション成分がだいぶ下がってしまってとんでも演奏になるかもしれません。



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