03.11.20(木)

 


     11万と9900ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆仕事の話
     「現在の仕事はなに?」と訊かれることが多いのですが、ひとことで言えば「フリーの放射線科診断医」です。
     昼間は「ボールペン1本さらしに巻いて」病院に行き、フィルムの所見をつけたりすることが多いのです。夜は自宅と事務所とに画像診断用の端末を置いて遠隔画像診断を行っています。
     昼間の仕事は MRI・CT・単純Xp の読影が主です。単純Xp なら2〜3時間で 200〜300件というところで、MRI・CT なら2〜5時間で 20〜70件くらいでしょうか。幸いに依頼主の主治医、院長、事務長などからは丁寧な仕事と思われていますが、実際は時間をかけてやっているわけではありません。他業種の方もそうでしょうが、ほとんど習慣化されているのでほぼ自動的に仕事をこなすことができるのです。ノってくると無意識にフィルムを取り出してシャウカステンにかけ、勝手に異常部位に目がいきます。無意識に所見が書けたらいいのですが、そこにはちょっと/かなり頭を使います。こういう準トランス状態になりますと、ぱっと見てなにもなさそうであれば、詳細に全体をチェックしてもなにもないというウレシイ状態になります。こういう状態になると仕事がすごくはかどるわけです。私の場合、集中すると2時間くらいは準トランス状態が続きますので、静かな読影室や事務所(TVがない)などでは非常に効率的に仕事ができます。
     ここに電話などの中断が入ると急に高速道路状態から徒歩状態に引き戻されるので、チットモ仕事がはかどらないということになります。雑談しながらとか、美人の看護士が近くにいるとかいった状態では能率はNo率に近くなることがあります。だから、看護士は不美人がいいと言うつもりはありませんが。



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