03.11.24(月)

 


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    グルニオン
     TVでグルニオンという魚を見ました。食べられるかどうかは知りませんが、カリフォルニア湾にいるスリムな魚です。
     早春から夏の終りにかけて大潮の日から数日後の夜に満潮を合図にメスが数匹のオスを引き連れ浜辺に産卵にやってきます。満潮に来るのはいつもは波がかからないような浜辺に産卵するためです。
     このように時間がはっきり予測できるので「グルニオン予報」などという予報があるそうです。観光客もこの時間にたくさん集まってくるそうです。
     その産卵行動が面白いのです。メスは一直線に体を伸ばし、下半身で砂を堀り卵を産みますが、複数のオスはメスに巻き付いて卵に精子をかけるのです。四十八手にもないぞ、こんな体位。
     砂に埋められた卵は次の大潮の日に、波に洗われると孵化するんですね。そうして波に乗って稚魚は海へと旅立つそうです。波が来ないとしばらくは卵のままで大丈夫ということですが、孵化に手間取っていると砂の上に取り残されてしまったり、砂の中で死んでしまったりする稚魚もたくさんいるんでしょうね。



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