04.02.26(木)

 


     13万と 500ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆読書

    姫椿 (文春文庫)

    姫椿 (文春文庫)
    浅田 次郎

    見知らぬ妻へ (光文社文庫) 月島慕情 (文春文庫) 月のしずく (文春文庫) 椿山課長の七日間 (朝日文庫) 霧笛荘夜話 (角川文庫)
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     「姫椿」(浅田次郎;文春文庫)

     短編集です。いつもの浅田作品のようにしみじみと泣かせてもらえます。とくに、「シエ」、「オリンポスの聖女」、「永遠の緑」がいいですね。
     「シエ」とは伝説上の生き物で、バクが夢を食べるようにこのシエは××を食べるんです(知りたい方は本買って読んでね)。短すぎるのがちょっと惜しいですね。もう少し長いとホロッとくるところがワンワン泣けるところに変わるのですが・・・
     「オリンポスの聖女」は私のようなオッサンが遠くなった青春を振り返るというシチュエーションが卑怯です。泣いてしまうじゃないですか。
     「永遠の緑」も泣けます。とくに連れ合いに先立たれた人が読むときはご注意を。
     なんか飲みながら読まないと干からびて死んでしまいそうです。


 


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