04.03.06(土)

 


     13万と1900ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆プア・オーディオ
     ついこの前、HARDOFFでプリメインアンプ Pioneer SA-7800II を2000円(定価53800円)でゲットしたばかりで喜色満面の私ですが、本日は以前そいつがいっしょに並んでいたアンプの Kenwood KA-V9900V、Maranz PM-64AV の横に
    Sansui AU-α607 を見つけました。4000円 じゃヤフオクよりはるかに安い。買うしかないでしょ。隠れサンスイファンだし。
     1986年発売(定価 79800円)ですから、うちのアンプの中では 18年前と比較的新しいもの(?・・・Pioneer A-90D より1歳上なだけ)です。念願のプリアウト、メインイン端子も付いています(うちはパワーアンプは2台ありますが、プリアンプは1台しかないので)。ブラックアクリルパネルの角にわずかな欠けが数カ所ありますが、黒マジックで塗ればすむことです。
     早速買いまして自分の事務所に持ち帰り、背面のすべての端子を例のさびとりゼリーでせっせと磨いて、エッジを補修したばかりのスピーカー JBL コントロール1をチェック用に繋いで音出しをしました。CD端子とAUX端子については完動ですね。
     コントロール1はナローレンジながらブリブリ鳴っています。うーん、JBLにはやっぱりサンスイですかね。SA-7800II でもきれいに鳴ってくれるんですが、さすがサンスイ、ドスが効いて中低域の密度感があります。以前持っていた AU-907F EXTRA は高級機らしく低域はよく締まり、高域はスーっと自然に消える感じだったと思いますが、このα607はまさしくドンシャリ。アメリカーンなサウンドですね(Maranz ほどではないですが)。スピーカーを換えてもっと聴かないとわかりませんが、少なくともコントロール1にはマッチしていると思います。
     サンスイのアンプは安価な 607系がドンシャリブリブリ、やや高めの 707系は繊細でフラット、高価な 907系は力強さと気品が両立しているなどとよく言われますが、ユーザーはクラシックファンよりJBLスピーカーを使っている人の割合が多い、つまりジャズファンが多いと思います。ポップスファンも多いですね。そういう人たちには 907 や 707 より 607系の方が好み的にマッチしますね。この辺の価格付けの戦略で失敗して事実上倒産したのではないでしょうか。
     最近は
    アクアオーディオラボさんのようにサンスイのアンプを修理してくれるところがありますから安心して買いやすくなりました。こうなれば 707系も一つ欲しいところであります。音質のイメージからは黒よりゴールドの方がいいでしょう。


 


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