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◆圧縮
昔からファイル圧縮(アーカイブ)が好きです。一番最初に使ったのは
9801-DOS 時代の三木氏の Larc でした。結構な圧縮率でしたし、「ざべ」という雑誌のディスクサービスでしか入手できなかったので、ファイル隠し(いまでいう暗号化)にも有効でした。
その後、ご存じ吉崎氏の Lharc が出て、その lzh 形式が現在の日本のアーカイバの事実上標準になってしまいました。世界標準である
zip 形式もその後高機能化し、互いに競い合っています。もちろん私も2つとも使っています。
新しいもの好きの私としては 7-zip とか超縮Professional
も試してみました。7-zip は zip より優れているのかよくわかりませんが、後者は画像の非可逆圧縮に長けていますが、Microsoft
Office のデータファイルの圧縮も大得意です。有料ソフトなのであまり広まっていないのも(恥ずかしい)ファイルを隠すのには最適です。
私がレクチャー用につくったものですが、画像を複数貼り付けたパワーポイントのファイル(3.09MB)を圧縮してみますと、zip
形式や 7-zip だと 2.87MB どまりですが、超縮Professional
ではなんと 0.184MB に超圧縮されます(圧縮率 1/17.5)。ただし、これは埋め込んだ画像に関して非可逆圧縮をしているためのようで、埋め込んだ画像が多ければ多いほど、大きければ大きいほど圧縮率は上がります。解凍してみると元のファイルサイズには戻りません(非可逆圧縮ですから)。でも画像の劣化は元のものと比べないとあんまり目立たないんです。画像を多く含んだファイルの圧縮にはグーですね。
ただし、ファイルメーカーなどサポートしていない形式のデータファイルは
zip などと同じで通常の可逆圧縮になりますので、いくら画像を含んでいてもあまり小さくなりません。あくまで
Office のデータファイル用ですし、画像を含んでいないとほとんど圧縮されないこともあります。やっぱ、つまらん?
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