04.06.01(火)

 


     14万と2500ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆読書

    資産疎開次の一手―自分年金、自分保険、自分退職金のすすめ (実日ビジネス)

    資産疎開次の一手―自分年金、自分保険、自分退職金のすすめ (実日ビジネス)
    太田 晴雄

    実業之日本社 2003-09
    売り上げランキング : 1041621

    Amazonで詳しく見る by G-Tools

     

     「資産疎開 次の一手」(太田晴雄;実業之日本社)

     太田氏の資産防衛シリーズ本の新刊です。いきなりまずは400万円、貯めなさないと言われて困ってしまうのですが、ま、気にしないで先を読みましょう。日本の銀行は基本的にバンカーでなくバッカーなので、銀行口座は外国で開設しなさいということです。400万円で海外ファンドと外債を上手に買い(貯金ゼロから20年で5000万円を作る方法)、来たるべき資産没収から身を守りましょう。資産没収はそれとわかる形ではなく、インフレという形でこっそりやってくるかもしれません。
     
    国家とは、国民の資産を国家の目的のために収奪する機会をいつもうかがっているものであるという言葉がこの本にも出てきます。図星でしょ、コイズミさん。過去に資産没収は幾度か起きています。みなさんもよくご存じですが、江戸時代の資産家は明治維新政府によって資産を没収されてしまいました。また、昭和20年、第二次世界大戦の敗戦でも国民が保有していた国債は紙くずと化し、新しく定められた税によってあらかたの資産は国家に収奪され、残されたわずかな預貯金もハイパーインフレの波間に消えてしまったとさ・・・(日本むかしばなしじゃなく昔話=昔の実話)。
     いま再び危機はすぐ目のまえに迫っています。あと2-3年もすれば、政府の借金が国民の預金を食いつぶしてしまうので、政府は国債の発行をする裏づけを失い、国債はデフォルト、国はパンクだそうです。 そうなると、国は徴税権を行使し、国民から生き血をすすりまくるのは間違いありません。国債のデフォルトの他に、預金封鎖、保険の解約凍結、年金崩壊、ハイパーインフレ、円下落などが追い打ちをかけ、世界のビンボー国に堕ちるというわけですね。ああ、コワ。
     みなさんも豪ドル買います?
     


 


ホームページへ

 

パソコン日記