04.07.24(土)

 


     15万と200ヒット! どうもありがとうございます。

    ◆読書

    バカの壁 (新潮新書)

    バカの壁 (新潮新書)
    養老 孟司

    超バカの壁 (新潮新書 (149)) 死の壁 (新潮新書) 国家の品格 (新潮新書) 唯脳論 (ちくま学芸文庫) アホの壁 (新潮新書)
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     「バカの壁」(養老孟司;新潮社新書)

     あのベストセラーです。ベストセラーほど意地でも読まないというへそ曲がりのため、ようやく古本屋で 250円と貼ってあるのを見て、「ま、いいか」でゲット。
     意外に面白い。その人にとっての「常識」が作り出した心理的・思考的な障壁のことを「バカの壁」と呼んでおられるようです
    「人間というものは、結局自分の脳に入ることしか理解できない」というのが著者の言うところの「バカの壁」です。
     医者の世界にもあります。
     「知っている病気しか診断できない」
     放射線科医の世界にもあります。
     
    「異常と知っている所見しか目にとまらない」
     「知らない物は(写っていても)見えない」

     ですから、医者は日々知識を刷新して毎日の仕事にうちこまないと誤診の汚名にまみれるのです。


 


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