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◆読書
「成人病の真実」(近藤誠;文春文庫)の続き
次の第七章ではインフルエンザワクチンが有用でなく、むしろ有害無益であるとの話。ある程度有効ではあるが有用ではないそうで、なかなか難しいです。高齢者には有効という報告がありますが、大差はないとのことです。
それにインフルエンザワクチンでは鼻粘膜での粘膜抗体(IgA)をつくれないので、インフルエンザが鼻粘膜に接触すれば鼻炎が起こりえます。そうなれば、MRSA
などの混合感染を引き起こしうるとのことで、やっぱりあまり有効とは思えませんね。厚生省は必死にオススメするのですが、それは作りすぎたワクチンを売りさばきたいときだと、著者の近藤先生は断言されます・・・ うーん、厚生省は相変わらず(悪い意味で、いや悪い方向で)の首尾一貫ぶりですね。
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