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◆読書
「平成維新partII」(大前研一;講談社)
大前研一さんが政治に熱をあげておられたころの著作です(1992年)。自民党一党支配のこの社会主義国の未来を憂え、消費者の立場から「生活者党」を立党し日本を道州制に移して、健全な国家をつくろうという提案が載っています。内容は今でも結構新鮮です。あの時期に行われていたら、今のような日本の凋落はなかったでしょう。コイズムの崩壊後、自民党が少し変わればこのような考え方が出てくるかもしれませんが、あの党はほぼ全員公共事業で利権とからんでいるので、中央集権という権力の仕組みは手放さないでしょうね。
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